毎年出てくる新しいIT用語に悩んでいる経営者の方へ少しでも考え方を伝えられたらと思い執筆しました。
AI、ディープラーニング、クラウド、ゼロトラストセキュリティ、DX等世の中キーワードで賑わしています。
トレンドキーワードに追従しないと事業が遅れる、他社に遅れると焦ってしまいますが
一旦落ち着きましょう。
IT技術はただの手段です。
そこに気づける経営者の方は気持ちも楽になるし、思いのない方がトレンドキーワードの技術をを取り入れても受注、売上、生産性向上などなにもかわらないのではないでしょうか。
重要なのは自分達のビジネスの業務プロセス、社員の負荷が高い業務、スピード感がない業務、コストカットしたい業務などビジネスで改善したい点を分析し、理解し、改善したいという点をまとめましょう。
それがあるからSIerに依頼ができるのです。それがなければIT技術は猫に小判。
特に経営層へ予算をとるために情報システム部がアピールするためにディストリビュータやSIerになにかいいネタない?などと言っている世界があります。
本来、自分達のビジネスを5年後、10年後どう展開したいからという思いがあり、そのためにこのような技術が必要になるとあるべきなのに本末転倒です。
技術キーワードに踊らされるより、自分達のビジネスをどうしたいという思いを整理してからSIerと付き合ってみてはどうでしょうか。
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