Gartnerのマジック・クアドランド(MQ)の使い方って調べたことがなかったから調べてみました。
リーダって位置づけらされているから盲目で製品を選定されている方もいるのではないでしょうか。
このグラフが何を示しているのか、備忘としてもブログに記載します。
マジック・クアドラントは特定の領域の製品プロバイダーに対して、Gartnerが提供する製品の相対的な位置づけと各セグメント分布しているものです。
ことにより何が言えるのかは下記のようです。
マジック・クアドラントの評価軸は大きく2つ
1.製品のビジョンを達成できているかということ
2.製品が持つ機能が多く実現できているかということ
結論から言うとリーダ領域を盲目に選択していれば良いということではないみたいです。
ただ利益を追求する企業がリーダとチャレンジャーを評価するので、注意が必要ですよね。
■マジック・クアドランドが支援してくれるもの
1.市場で競合しているテクノロジ・プロバイダーについて、またエンドユーザーの現在と将来の
ニーズへのプロバイダーの対応能力について、短時間に理解できる
2.市場のテクノロジ・プロバイダーの競争における位置付けと、エンドユーザー・ビジネスを
獲得するためのプロバイダー戦略を理解すること
3.自社の具体的なニーズに照らして、テクノロジ・プロバイダーの強みと課題を確認すること
またGartnerはマジック・クアドラントのインタラクティブ機能というサービスを提供して
います。それを利用することにより顧客ごとに特化したマジック・クアドラントを作成してくれます。
多分これをやらないと上記3点がレポートされないのだと思います。
当たり前のことなのですがIT製品は手段なので、導入企業のニーズ(費用、実現したいこと)
がどのようなものかを検討してから始めて使えるものです。
IT製品を選ぶ時は、ビジネス目標、ニーズ、優先順位決めるべきですね。
もっとIT部門がCIOと会話してビジネス目標や予算、実現したいこと、優先順位をしっかり
議論し数年後の自分たちの企業のビジョンをイメージすると良いと思います。
ここが日本のIT部門が足りないところではないでしょうか。
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