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『ノブリス・オブリージュ』

『ノブリス・オブリージュ』

ヨーロッパでよく使われる高貴な人の義務という意味の言葉らしく社会のエリートたちは、その高貴な身分にともなった義務を負っているという考え方。その思想で深いと思ったことがある。


昔のイギリスでは上流階級にこの考え方が浸透していたらしく戦争になると貴族の子弟は、戦場で先陣を争って戦っており、戦死する確率も他の階層出身の人々よりも高かったとのことです。


上流階級の人は自分たちの義務や責任に対して強い自覚を持ってる方が多かったのだろう。

そして何より彼らがその責任や義務にプライドを持ってたことや喜びとして感じていたとのことでこころ持ちが面白いと感じます。


日本の世の中では一般的に中間管理職は辛いとのイメージが言い伝えられている。

上位職からも業績に対する責任、部下からも問題解決や人間関係の悩みなどに挟まれる。

所謂責任は大きいけど、報酬や見返りは少ないという思想。誰しも悩みがあり愚痴を言いたくなるのはわかりますが(笑)


管理職になるということは、自分が掌握できるプロジェクトや組織運営の最終判断という機会を与えられます。楽しいことばかりでなく、辛いことも多くありますが、そこからビジネスマンとして、人間としての成長の機会が得られる。

また1人では達成できない困難を仲間と乗り越えた時に喜びを分かち合えたりする一面もありますし、人はどんな辛い環境でも喜びや楽しみを感じられると信じたいですね。

少なくとも私はノブリス・オブリージュの精神を持った管理職の方を沢山見てきてるし、人間的に素晴らしい方を知っている。


要するに義務や責任を負いたくない人は、管理職、役員、社長などやらない方が幸せだし、自分、組織の成長や周りへの献身など希望する方のみなるべきですよね。


何が言いたいかというと若い人に管理職になることのマイナスイメージを払拭して欲しいし、成長出来る機会というプラスのイメージを持っていただけるといいな。

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