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上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのかについて考えてみました。

更新日:2022年7月29日

新人で入社された方が3年以内によく辞めると悲しまれている経営陣の方や私を含む中間管理職が大勢いると思います。


先日時間があってブックオフを散策していたときに目に入って200円で本を購入していい事書いてあるなと思ったので共有。


話は逸れますが人間は普段考えていることや解決したい情報を脳がもとめていて

何気ないときに見つけるそうです。

逆に言うと考えてない情報は目や耳からはいってきても捨てられてしまう仕様に

神様は設計したみたいですね。考え続けることは重要です。


その本は松本順市さんが2008年に執筆した本なんですが、今は2022年と12年も経過している本でした。


私が感じたのは人間の価値観や倫理感は変わるが人間の本能や本質は変わらないし、

いつの時代も人間が考えることや人間が起こす問題の根本原因はあまりかわらないと思いました。


すごく書きたいこと沢山あるのですが特に記憶に残った3点のことを自分に対しても覚書や戒めとしブログにしました。

今後マネジメントの考え方を体系的にまとめた資料を作成したいと思います。


1.新入社員が辞める問題の一つかもしれない(他にもあると思います)

 入社するまでは立派な大学や優しい親に育てられ、入社時には優秀な社員が入っていただいて

 期待しているなど褒められてきた方が実際に部署に配属され褒められなくなること。

 つまり上司が新人に対してできることを前提としてマネジメントしていることも理由の一つ

 こんなのもできないのかなどと上司としては軽い気持ちで言ったことも重く響いているのかもしれない。

 言葉や表現について先輩社員に気づいていただく必要があるかもしれません。


2.部下を褒めていますか、ありがとうを言いっていますか。

 (1)部下が頑張って仕上げた仕事に対して、ありがとうの感謝の言葉や労いの言葉をまずかけていますか。

 (2)その上でできたことを褒めて、部下が上司のアドバイスに対して聞く耳をもつ状況を作っていますか。

 (3)修正の理由、意図や目的を説明した上で指導していますか。

 嫌いなひとのアドバイスは聞けないように人間はつくられているのではないでしょうか。 


3.成長を実感できるように点と点をつなげて線にして確認できるようにしてますか。

 (1)部下の仕事に対するプロセスを分解して、その時点の実績からの変化点(成長ポイント)をしっかり認めてあげてますか。次の成長に向けて改善すべき点とゴールの共有をしていますか。

 

 (2)成長を感じられるように愛を持って部下と接することが重要なのではないでしょうか。

 

などとマネジメントの問題が大きいように思いました。

最近はかなりマネジメント教育、パワハラ、セクハラ教育などを実施している企業が多いし

教育形態は充実してきている時代だと思います。

ここでの落とし穴が経営陣から社員までその教育が一貫していないことが個人的に感じていることです

つまり経営陣やマネージャ陣がその重要性を認識していないで自分を棚に上げて部下にはやれということがもし起きているのであればそれが根本原因の一つでもあるかもしれません。


私自身もしっかり意識を変えて事業を推進しないといけないと改めて考えさせられたことが良かったし、少しでも共有できたらと思い書かせていただきました。

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