top of page

八つの風って知っていますか?今の時代を乗り切るために

私は昭和生まれなのですが、気付けば年号が2つも先に生まれた時代遅れの年代になってしまいました。。。時が経つのは早いです。


個人的な昭和の時代のイメージは、パワハラ、セクハラなど見過ごされていた時代?だったのかもしれませんが、今の情報化社会では負の情報は、すぐに拡散され牽制される時代になってきているのはいいことだと思います。それでもまだそのようなことは起きている現状がありますね。


最近パワハラやセクハラなどが起きていると知り合いの方から聞いて、働き方や人の成長について、今一度学んだり、考える必要があると感じブログの執筆をしています。


最近人生の要諦を「利・誉・称・楽・衰・毀・譏・苦」という8つの概念で示した「八風」という仏教の概念を知り、心に響きました。


八風は人への困難を与える風「四違(しい)」と人をうわつかせる風「四順(しじゅん)」というものがあるそうです。「四違」と「四順」の簡単な概念ですが


四順:うわつかせる風

 ・利い(うるおい):目先の利益

 ・誉れ(ほまれ):名誉を受ける

 ・称え(たたえ):称賛される

 ・楽しみ(たのしみ):様々な楽しいこと


四違:困難を与える風

 ・衰え(おとろえ):衰えや損失

 ・毀(やぶれ):不名誉を受ける

 ・譏り(そしり):中傷される

 ・苦しみ(くるしみ):さまざまな苦しみ


これを知って「四違」という概念は、これに耐えて乗り越える必要があると直感的に理解できましたが。「四順」について良いことだけ起きていても人は思い上がったり、楽をしようとしたり自身を堕落させるもので、自分が気付かないうちに、周りへの悪影響を及ぼす事象なんだと考え、自分自身気をつけないといけないことだと思いました。


「八風」を受けながら、人が1度しかない自分の大切な人生を生きる上でどう自分を変えていくかが重要になると思います。働く上で色々な能力を下図のような感じではないでしょうか。

■働く上でのベースの能力

やはりベースとなるのは、人格力と健康を維持できる力だと個人的に思います。


この年になってから人格が特に重要な能力だと思うようになりました。

私自身立派な人間ではないので、やましい気持ちや、楽をしたいと思ったりすることは多々あります。

多くがが聖人ではないし、それを慮ることも重要ですよね。

ここで重要なのは周りへの気遣い、感謝の気持ちを持ちや皆が幸せになれるように私心を捨てて行動する能力、それを継続する能力だと思います。


やはり違和感のある行動って「四順」で人がうわついたときにでてきてしまうものなんでしょう。


そして特に我々の業界では、心を壊す方が比較的多いし課題になっていると思うが、自分の成長に対して物事の捉え方で健康になれると信じています。


やはり心の不調は薬で治るものではなく、自身の心の筋肉を鍛える必要があるのではないでしょうか。

以前SNSで「止まない雨はないってよく言うのだが、今の雨が耐えられない。」(笑)って書き込みを読んで共感してしましたが。。。

ある程度耐える力は必要だし、行動として働く場所を変える判断は問題ないと個人的に思います。


今起きているつらい事象は、自分の数々の選択と判断がその状況を作り出していることが多いと思うことが重要で、振る舞い、考え方、捉え方を鍛える他にその辛さは場所を変えてもいずれ訪れるのではないでしょうか。(宗教的な考え方ですが・・・)


■社会人基礎力って

経済産業省が2006年に社会人基礎力というものを3つ定義しており、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」を12の能力要素として規定しています。

<参照>https://www.meti.go.jp/policy/kisoryoku/

(気になる方は経済産業省のページ見てみてください。)

これは職場や地域の多様な人々と仕事をしていくために必要な能力として考えているのですが社会人の新人研修にでてきそうな内容ですね。


アクション:一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力

シンキング:疑問を持ち、考え抜く力

チームワーク:多様な人々とともに、目標に向けて協力する力


書いてあることは当たり前のことですが、なかなかできないですよね~。

人が人である限り、昔から求められることは変わらないように思います。


■なにが重要なのか

政府が人生100年時代を提唱しており、社会も常識ももの凄いスピードで変わるこの時代は社会人になっても学び続ける力が重要なのではないでしょうか。


専門・専門外の人とのつながりから得られる気付き、専門知識を深める勉強、専門知識外の読書、人格を高めるため成功している人の考え方に触れるなど学ぶということは人それぞれなのですが悶々と一人で考えるより、行動を起こすということが重要なのではと考えています。


家庭環境、学生時代に培った価値観については、教育しても変わらないと言う方がいると思います。その変えられないという考え方は、個人的には賛同していますが変わることがあると信じたいです。

つまり自分と違う価値観に出会い衝撃を受け、自分が変わりたいという意思を持ったときにそのようなことが起きると思うんですよね。


行動を起こさず悶々としているより、何か行動を起こすことが解決策だと思います。

10回行動を起こして失敗したときに、10回上手くできない方法がわかったと失敗をプラスに捉えて軌道修正をすると何かが変わっていくと信じたいですね。

閲覧数:61回0件のコメント

Comments


bottom of page