2006年から2009年問題小説に連載していた池井戸潤さんの銀行系小説。2017年にはドラマ化されておりAmazonPrimeでも視聴できるようです。
2022/8/26に映画化されるとのCMで気になってたので購入し凄く面白かったのでブログで紹介しておこうと思いました。
同じ名前の主人公が2人いる物語、正反対の運命を辿り良きライバルであり、最終的には仲間なのかな?同じ銀行に入り自分の運命にあらがう物語。
有能な人は親族であっても劣等感から嫉妬される。欲望、騙し合いなどお金が絡むと人間が変わるって描画も良く書かれてますね。
池井戸潤さんがこの小説に込めたメッセージを考えてみました。
運命、境遇が全てではないこと。人は努力で変われるし、与えられた境遇にかまけて努力しない人、経営陣は失敗する。
外部環境のせいにするな‼️考え抜いて知恵をだせば逆境にあらがえるというメッセージ性を感じました。
よくドラマでもあるストーリーで、銀行がお金を貸さないで会社が倒産した、銀行は貸したい時だけ機嫌をとり、困った時は貸さない的なイメージがありますよね。
よくよく考えてみると銀行もビジネスをしてるのだし至極当然と思います。お金を借りるときも、考え抜いてその状況を改善する案を提示するべきですよね。
土下座だけして借入をお願いする経営陣には支援する意味がないのかもしれませんね。
あまり書くとネタバレになりそうなのでここら辺で終わりますが。。
■質問
①一流の事業計画とイケてない人
②二流の事業計画とイケてる人
あなたならどちらにお金を貸しますか?
結局答えは無いと個人的には思いますが、お金を貸すのは人だと言うバンカーの言葉は刺さりましたね。
明日は我が身とドキドキしながら一気に読んでしまいました。
『アキラとあきら』オススメです‼️
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