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起業するときにいくらかかりましたか!?って質問に答える。

更新日:2022年7月29日

お世話になった方に、御礼と会社を起業しましたとお伝えするとかなりの確率で

どんなプロセスと、どのくらい費用が必要なのか聞かれるので私のケースを共有したいと思います。


サラリーマンであれば多分起業を一度は考えているんだろうという気持ちは

わかるのでご参考になればという思いで記載しています。(あくまで私の一例です)


私が行った株式会社起業の最小プロセスと費用をご紹介いたします。

私が起業するときに将来のことを考えて検討したのは62プロセスにタスクを分割し

て起業を行っています。(気になるかたはご連絡いただければ何をしたかは共有

させていただきます。)


■株式会社起業の最小プロセスと費用

 1.オフィスの住所を取得する(約4.5万円)

 2.資本金の設計をする。(つまり株主構成検討):999万円 ※1

 3.役員設計 (プライスレス)

 4.会社印(角印、代表印、銀行印):1.5万円

 5.登記書類作成:司法書士に登記業務委託(約30万円弱)

 合計:1035万円


この4つをやれば株式会社は作れます。

構成要素をで削ることができるのは資本金なので変な話1円の資本金で作れば

35万円もあればできるのですね。(あら簡単♪)

注:資本金により登記費用が変わりますが細かいのでGoogleで調べてください(笑)

私は従業員への給与等キャッシュに不安が発生しないように初期投資を抑えて起業しました。


 <個人的初期投資を抑えたポイントと理由>

  (ポイント)固定オフィスを借りない。

   オフィスを借りると敷金礼金などで12ヶ月の賃料が必要になる。

  (理由)ビジネスでの入金時期検討

   仕事をして収めても最低1ヶ月後に入金があるので1ヶ月×社員数のキャッシュが必要

  つまり固定オフィスを借りると資本金を食いつぶして社員の給与支払いもきつくなり

  プレッシャーになることを避けました。

  

ネットで調べると株式会社の登記費用は資本金にもよりますが20万円で登記できる

と記載されていますが、私は他の起業や事業にかかわる検討事項に時間を使いたかったので司法書士という登記のプロにお願いしました。


実質思い立ってから1.5ヶ月で登記申請完了しています。

私の周りには社長の方がちらほらいて色々と教えていただきながら、協力していただける方を紹介いただきました。


■株式会社の生存確率

実際に起業して思ったのが、会社を作るのは非常に簡単なんですよね。

ご存知の方もいると思いますがベンチャー起業の生存率ってどんな感じなのかというと


 10年継続できる企業:約6%(100社に6社)

 20年継続できる企業:約0.4%(1000社に4社)

 30年継続できる企業:約0.021%(10000社に2社)


この統計データからわかることは・・・・企業存続!!

難しいのは継続することなんです。だからお客様の声を聞き自分たちのサービスを

向上させ、ビジネスを変化させることが重要だと思っています。


■その他検討するべきと思うこと

お金儲けや地位、名声だけで起業すると失敗すると個人的には思っています。企業が存続するためには

自分たちの理念、ミッションや社会的意義をしっかり考えた上で、自分の培った強みのスキルをもとに

ビジネスを推進するのがいいと思っており、立派な方からアドバイスを起業の数年前からいただいていたので私の場合は比較的スムーズに検討し起業できましたが他に何を検討すべきかをご紹介します。

(まだ起業したばかりなのであっているかはわかりませんが。。。)


1.何を目的に事業をするか(理念、ミッション、社会的意義の検討)

2.諸経費(パソコン、ホームページ作成費用、携帯電話、名刺)

3.ビジネスをする上で必要な認可(一般派遣事業、職業紹介事業等)

4.資格(Pマーク:個人情報保護)

5.補助金制度(小規模事業持続化補助金、創業助成金、ものづくり補助金、IT専門家登録等)

6.借り入れ金融機関(日本政策金融公庫等)

7.バックオフィス設計

8.オフィスソフト、メール(Microsoft365)

9.法人口座(ゆうちょ銀行、メガバンク、住信SBIネットバンク、楽天銀行等)

10.法人カード

11.ドメイン取得

12.顧問系検討(税理士、社労士、弁護士等)

13.事業計画(2年分の損益シミュレーション)

14.社会保険系検討

15.退職金制度(中退共、401k)

16.ストックオプション制度

等々、ほかにも色々ありますが重要そうなものを記載しました。


長くなりましたがこれでもまだ検討が足りていないと思いますが、1ヶ月くらいあればどれを

重要視して推進すればいいかを考えれば十分準備できると思います。


若い方が起業にチャレンジしたりするご参考になればと思い情報共有しました。


■補足

上記を検討するよりなにでお金が稼げるかって硬いビジネスがある前提が精神衛生上いいかと思います。日々お金の入金がない中で新しいサービスなどを作るのはかなり楽しいと思う反面、プレッシャーが凄すぎると想定しています。


長文になりましたが最後まで読んでいただき感謝です。

私のモチベーションアップのためにいいねボタンよろしくお願いします。

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